歯周病

歯周病の全身への悪影響

・糖尿病
　糖尿病と歯周病は相互に関係があり、どちらかが悪化するともう一方にも悪影響が出る可能性があります。
　歯周病が悪化すると血糖値のコントロールが難しくなります。
・誤嚥性肺炎
　物を飲み込む力が弱った高齢者などが歯周病を患っている場合、食べ物を誤嚥や誤飲した時に肺に一部入ってしまった際、
　歯周病の細菌が肺炎を引き起こす可能性があります。
・心疾患・動脈硬化
　歯周病の原因となる細菌が血栓を作り、循環器系の疾患を引き起こす可能性があります。
・妊婦・胎児への影響
　歯周病を患っている妊婦さんは早産になるリスクがあります。

当院の歯周病治療の基本的な流れ

1.問診・検査
　問診後、口の中を診させていただき、口腔内のチェックします。その後検査に移ります。
2.検査結果の説明、病態説明
　検査が終わり次第、検査結果をお伝えします。また、歯周病の疑いがある場合には病態を説明し、
　日常生活でどのように気を付けて口腔内のケアをすればいいかを説明させていただきます。
3.歯磨き指導
　歯周病の進行を防ぐためには、ご自身の日頃の口腔ケアが大事です。
　自らが歯磨きのプロになることで、歯周病の進行を減らせます。
4.スケーリング・歯面清掃・レーザー照射
　歯石がある場合には、スケーリング（歯石除去）をしていき、その後歯面清掃をしていきます。
　重度の歯周病の場合には、歯の周りに麻酔を施して歯周ポケットの奥深くまでスケーリングをしていきます。
　レーザーを照射して歯周病最近の数を減らします。レーザーというと怖いと思う方がいらっしゃる方がいるかもしれませんが、
　強い痛みなどはなく、安全です。